だらだら

だらだら好きに語る壁打ちブログ。ネタバレ苦手な方は読まないほうがいいです。転載はNG。

The Unfinished Swan

以前記事にしたフィンチ家

rom66.hatenablog.com

この話になった時にwikiを見たら、一番消化不良だったミルトン(主人公の上の兄)と話がリンクしてるとのことで購入しました。

作品としてはスワンのほうが前作みたい。

ミルトンは早死にが多い家系の中で「進行形で行方不明扱い」の絵の上手なお兄ちゃんです。

 

フィンチ家同様すぐクリアできちゃうけどよく出来てる。

作風は全然違っていて童話のようでした。

Image

Image

心が痛いwww

からしたら未完でも300枚描いたらすごいと思うけど!

 

弱っているときに読んだ本がたまたま今の状況にハマって支えになる。必要な時に必要な本と出合うように出来ている。といった話はよく言われますが、

私はもちろん、たつきさんにも見てもらいたいな。って思った作品でした。

回線がよければシェアでプレイしてもらいたいとこ。

 

最初のステージは真っ白な空間にペンキをぶちまけて物を浮かび上がらせて道を探すのですが

Image

これはこれで絵としてインスピレーション湧きませんか?

インク撒きすぎると今度は逆に真っ黒すぎて何がなんだかわからなくなるところも絵的に面白いなって思いました。

純白と黒だと目が痛いから、背景は#ffffffではなかったんだなーとスクショみて気が付いた。

 

ステージが進むにつれ、影がつき、色が付き、と要素が増えますが、平面から3Dになっていって(でもアッサリ目)なんだかパースの勉強になる気もしないでもない。

 

どうやらミルトンはこの話の中で出てくる王様みたいです。

お前、行方不明になってこんな不思議な世界におったんだな…

もしかしたら作品自体が比ゆ的な表現で、単に作品を完成させられないミルトンが葛藤して家を出たのかもしれません。

それにしてはお母さんはミルトンの分身扱いでもあるんで謎が残る。

謎は残るけど、フィンチ家だけプレイした後の「ミルトンが気になって仕方ない」って気持ちには折り合いがついたかも。

 

コンセプトアート(ミルトンの絵)もすごく好きです。

ミルトンの作る模型もよかった。

Image

Image

Image

70枚も見れる!

難しく凄い絵を描こう描こうとするから完成しないんだよな。っていうか…

シンプルだけど配置とか計算されてて、定規も使わず、こういう絵なら描けそうって気持ちにならん?

 

EDでの王様の話も共感できました。

一応アクションなんですが、アクションかな?って感じの難易度です。

道を探して進むだけなんでw

フィンチ家ほどボリュームを感じないのがちょっと残念かも。

フィンチ家もすぐクリアできるんですが密度が濃いというか…満足感があるんですよね。

 

 

span.author.vcard{ display:none; }