だらだら

だらだら好きに語る壁打ちブログ。ネタバレ苦手な方は読まないほうがいいです。転載はNG。

お久しぶりです

生きてます!コロナにやられてません!

 

コロナではなく、父の癌の終末期でした。

そして先日他界しました。

陣中見舞いや、死後の手続きに関する相談など。ワー塚さんには大変お世話になりました。

詳しいのはゲームだけじゃないのは存じてましたが脳細胞どうなっているんでしょうか!うらやましい。助かりました!ありがとうございます!

 

まだ、相続(家くらいしかない)に関することや49日の法要など残っていますが、徐々に日常へ戻ろうと思います。

ここ半年のことに関しては折り畳みにするとして…

 

私持病あるしコロナにかかったら死ぬと(勝手に)思ってるので、父の持ち物の整理そっちのけで夏休みの連休に入ったので自分の持ち物の整理をはじめました。

引っ越しが多いのでそんなに物を持ってるわけじゃないんですけどね。

死んだあと、家族はゴミとして処分するだろうから。

 

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私の子供のころのお年玉の行方をみた感じですね。

といっても、切手を送ったら全員にプレゼント!とかそういう類のやつだった覚えがあります。

精霊ルビス伝説のポストカードは割とレアなのでは?と思う。知ってる人少なそうだから。

 

タロットだけで3つもある!

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オウガはSFCのしかやってないんですが、特典欲しさにハードもってないのに予約してソフト買った記憶。

女神転生は何で持ってるのかわからん…公式のファンクラブに入ってたからかな。

特にタロットに興味があるわけではないんですけどねwたまたま特典に多かっただけ。

 

DQとオウガとメガテン(ペルソナ)とPSOシリーズに偏ってて、子供のころから私はまごうことなきゲームオタクであることを再確認しました。

しんみりしつつ、サクっと駿河屋に売る手配しました。

 

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この半年と、父に関すること

 

父は雑学に詳しく、文章を書くのが上手で理知的でした。

が、終末期で痛み止めの麻薬の量が増えたあたりからせん妄に悩まされるようになりました。

 

リアルと妄想の区別ができなくなって、言動も幼くなり

身体が痛いだろうに、じっと寝ていられなくて動き回る。

動く体力なんてないだろうって思うんですが、脳にそういう信号がいくのかなぁと思ったりました。

 

痴ほうと似てると思うんですが、麻薬をやめたら理性が戻るんです。

でも痛いのも苦しいのも嫌じゃないですか。

治療という視点では「限りなく痛みを除く」ことを重視するのか、麻薬の量が増えてせん妄がひどくなりました。

 

24時間ほぼ寝ないし、動くから危なくて、家族も眠れなくなりました。

 

以下、我が家に関しての事で、決して一般的なことだとは思っていません。

終末期の過ごし方として

・在宅医療

・緩和ケア入院

の大まかに2つに分かれると思うんですが、最初は「父のためにも在宅がいいだろう」と思っていました。

 

一度退院してから在宅に切り替えたのですが、在宅って毎日先生がくるわけじゃないし、看護師さんも時間が限られるので「病状をそんなに見てない」んですよね。

勿論きてくださってる間はよくしてくれるんですが

「限りなく痛みは除けますからね~大丈夫ですよ~」って麻薬の量が増えたとたんに父がおかしくなりました。

 

いや、間違ってない。確かに痛みは緩和されてるんだと思う。それでもずっと痛がってましたけどね。

「麻薬を使ってるからせん妄になるのは仕方がない」ですまされてしまう。

動き回る父を止めるには私も母も力が足りないし、看護師さんは常時いるわけじゃないし。結果、母も倒れました。

 

父は時々、理性が戻るので自分のせん妄状態に一番傷ついていたのも父でした。「入院したい」と父から言い出して再入院しました。

また在宅に戻るかもしれないし、レンタルベッド等は借りたまま(実質、使った期間は2週間程度)借料だけが発生し、入院費とダブルでかかったかんじです。

在宅期間中、看護師さんは2日に1回3時間くらい。医師が来たのは1度だけでした。

 

毎日病院には行くけど夜間眠れるようになっただけ助かりましたが

看護師さんには多大なご迷惑をおかけしました。

明け方、パンツ一枚で「ロシアに行かねばならないから着替える」と立ってた。と夜勤さんに言われたりもしました。

(たぶん昔の仕事の記憶と、ロシア関連のニュースで混同したんだと思われ)

 

父みたいにせん妄で動くタイプじゃない人もいると思うんですが、すぐ先生に診てもらえて薬の内容を考えてもらえないっていうのは在宅の難しいとこだな、と。

再入院したら会話ができるまでに回復しましたし。

 

動き回らずに寝た切りだったら、理性は戻らず、私たちも「癌とはそういうもの」と思って最期を迎えた気がします。

正解がある類のものじゃないと思うんですが、我が家でいえば、間違いなく在宅は合ってなかった。

 

入院してもせん妄がなくなるわけじゃないし、病院に家族も交代で寝泊まりしてましたけどね。

大変なのは一緒なんですけど、薬の量とかこまめに調整してもらえる安心感。

意思疎通ができるようになったのは本当にありがたかったです。

 

そして、もし自分が癌になったら。

せん妄も、痛いのも嫌なので スゥ…と死にたい。安楽死という選択肢が欲しい。

父も母も仕事人間で、だいたい高尚なこと考えてて、だから私は家族の中でも浮いてるわけですがw

せん妄で「ロシアへ行く」ってパンイチになるのはまだマシだと思ってしまう;

仕事人間だったからこそ、紙に書いたメモとかも内容わからないけど仕事のことばかりだった。

 

もしも私がせん妄になった時

「ホモとか筋肉とかエロとか」そういうの垂れ流したらどうする!?www

無理無理、そうなる前に死にたい。

 

 

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