だらだら

だらだら好きに語る壁打ちブログ。ネタバレ苦手な方は読まないほうがいいです。転載はNG。

【FF零式】公式小説1・2巻

たつきさんに零式の小説をお借りしました。
だいぶ前です。借りっぱで申し訳ないです。

 

小説 ファイナルファンタジー零式 Change the World -The Answer- (ゲームノベルズ)
 

 

回し読みしてもいいと太っ腹なことを言ってくださったので職場の子にも~って思ってたんですが、彼女の零式の進行度がわからなかったので回せていません。
課が違うからなかなか…
あと幼児のお子ちゃんがいるから序盤のレベル上げで引っかかってる気もするw


以下私のネタバレ感想なのですが不快に思われたらすみません

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全3巻。
文庫よりサイズが大きいですが字も大きいので総字数はそこまででもないです。
1・2巻で1つの話。3巻は9組のナギが主人公とのこと。
読み進めると
「あ、この小説も『if』なんだなぁ」と分かってきます。
1・2巻はゲーム本編の1つ前っぽいですね。

 

最初はゲーム本編を小説にしたんだと思い込んでたので
ゲームのイベントシーンでの発言をゲームとは別のキャラが話すことに
「その台詞、違うキャラの台詞じゃん!」作者はちゃんとゲームやったのか?!
なっキサマ…エイトくんのポジションを脅かすというのか…!!!(怨


とまぁ、エイトくん以外でしたら「あれ?その台詞はケイトのだよね」程度ですむんですけど(それも酷い)
作者を不審に思っておりました。
これだからオタクは面倒ですね!w


実際はすごくやりこんでますね。でなければこれは書けないなと思いました。
大筋はゲームのように「ジュデッカ」だとか進行する章は一緒なんですがキャラクターの立ち回りが違う。
ルシになる人も違う。
相当プロット組まないと話が着地しない気がするので。


またゲーム本編とは違い、プレイヤーがもどかしく思った部分に焦点を当てて詰め込んでるように感じました。
心情的な救済展開っていうか…
個人的にはクラサメ隊長のことを忘れないのは嬉しかったかも。
また、救済展開では輪廻から解放されなかったから仕方ないんだ、本当は分かり合えた(エースとマキナ)ifもあったんだ。
って思うと「報われない」と思ってた気持ちが少し楽になった気もする。

 

マキナは小説ではヒーローだったけど
アレシアのせいでゲームではダークヒーローに闇堕ちしたんだなーって分かったんで
ゲームでのマキナの好感度の低さ(笑)をカバーできるのもいいと思います。

それにゲーム本編を小説化したわけじゃないってことで
「なんかキャラ違う」という解釈という名の宗教戦争を回避できる気もする…
そうね、たとえばエイトくんね。あえて語りませんけどね(真顔

 

白虎に対する「食糧輸入しろよ」っていうような疑問もw
ちゃんと理由が描いてありました。
シドという人物に関しても説得力が増しましたし。


キャラクターに関しても
満遍なく美点ポイントに表現しているので各ファンの心象を悪くしないように気を使っていると感じます。
だがあえて言おう。
キャラクターが多すぎるwwwww
仕方ないんだけどwwwwww

 

マキナとレムはまぁ分かりますが、その他のメンバーもペアにしすぎなのは強引な気はしました。
ペアを比較することでキャラクターのメリットデメリットを表現しやすいのは分かるんですけど固定すぎ。
女子中学生グループか。

とはいえ、トレイとシンクの組み合わせは意識してなかったけど「ええやん」と言わざるおえない!!悔しい!w
トレイは出来る男でした。
クイーンのポジション奪いすぎてクイーンの影が薄くなるほどにw

 

まぁ、そういうのも「ゲームとは違う「if」ですから」って納得できるので
ifってとっても便利な言葉ですね!
単純に全くゲームと同じストーリーよりは読んでいて楽しい。
でも、クラサメ先生絡みと「未来で何をしたいか」という「もしも」の話は小説でも泣けました。


うーん、何度か修正して書いてるんですけど
文章を削ってるつもりが削って増えて…
気を抜くと長くなりますね。3巻目に関してはまた今度。

たつきさん貸してくださって有難うございました。
ペア表現が多くて地雷な人もいると思うし、手放しで勧めづらいっていうのは何となくわかりましたw
でも世界観的な部分で一度は読んだほうがいい本だと思いました。

 

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